ニュース その他分野 作成日:2019年8月15日_記事番号:T00085230
上場・店頭公開企業の第2四半期決算が出そろい、純利益は合計4,717億台湾元(約1兆5,900億円)で前期比6.8%増加、前年同期比21.2%減少した。米中貿易戦争の影響がうかがえる。ただ、同期としては過去3番目の高水準だった。15日付工商時報が報じた。
業種別では、電子業が2,229億3,300万元で前期比21.3%増、前年同期比19.8%増と、前期より大きく回復した。米中貿易戦争を視野に、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などが調達を早めたためとみられる。
前年同期比の伸び率が大きかったのは、▽ゴルフボール、400%▽STN液晶ディスプレイ(LCD)パネル、95.3%▽ノートパソコンと携帯電話部品、82.2%▽コンシューマーエレクトロニクス、77.8%▽プリント基板(PCB)、67.6%──。
企業別では、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が前期比8.7%増、前年同期比7.6%減の667億6,500万元で首位だった。純利益が100億元以上だったのは▽TSMC▽鴻海精密工業▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)▽国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)▽富邦金融控股(富邦金)──の5社と、前年同期の12社より減少した。
上場・店頭公開企業の上半期の純利益は合計9,037億元で前年同期比21.31%減だった。
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