ニュース 電子 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085243
宏碁(エイサー)傘下でスマート数珠などを手掛ける酷碁科技(ガジェテック)は中元節(旧暦7月15日)に当たる15日、交通系ICカード「一卡通(Iパスカード)」の支払い機能の付いた数珠「珠運通」を発売した。価格は1,680台湾元(約5,700円)。現在、雲林県の道教廟(びょう)「北港武徳宮」が1万連を独占販売しており、インターネットを通じた購入も可能で、贈答用などの商機を狙う。16日付工商時報が報じた。
身に着ければ支払いも楽々。信仰とハイテクが融合した(北港武徳宮ユーチューブより)
「珠運通」は一卡通の機能を内蔵する玉1個に、木製の玉14個をつないだものと、16個をつないだものの2種類を用意。使用者は腕の太さに合わせていずれかを選択する。充電無しで使用可能。酷碁は、既に数万連規模の受注があるようだ。
酷碁は昨年、数珠を繰った回数が計測可能な仏教徒向け数珠を発売したのに続き、今年は新製品を2種類発売した。さらに、世界13億人のカトリック信徒をターゲットとするスマート型ロザリオを開発。毎日のロザリオの祈りの際、ロザリオを繰った回数を計測し、動きに応じて祈りの言葉をアプリを通して確認できる機能が搭載されている。
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