ニュース 電子 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085244
コンピューター周辺機器メーカー、致伸科技(プリマックス・エレクトロニクス)は、タイ子会社の設立を董事会で決定した。投資額は2億9,900万タイバーツ(約10億3,000万円)。タイ工場を設置し、米国の対中制裁関税を回避する考えだ。16日付経済日報が報じた。
同社は米中貿易戦争を受け、マウスなどの生産を台湾に移管し、チェコ工場の生産能力を増強した。タイでは工場を借り受け、徐々に生産能力を拡大する見通しだ。
同社は近年、音響機器が成長エンジンの一つとなっている。子会社Tymphanyは昨年売上高の42%を占めた。今年下半期はTymphanyのイヤホン量産や、携帯電話用の3D(3次元)センサーレンズモジュール量産が業績に貢献しそうだ。
同社の第2四半期連結売上高は167億400万台湾元(約566億円)で前期比22%増、前年同期比12%増だった。粗利益率は11.2%で前期比0.63ポイント低下。純利益は4億1,300万元で前期比16.3%増だった。
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