ニュース その他製造 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085249
航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)は15日、自社開発のナローボディー機用座席について、米連邦航空局(FAA)から設計認証を取得したと発表した。漢翔の胡開宏董事長は、航空機整備の亜洲航空(エアアジア)と提携し、まずは台湾の航空会社からの受注を目指すと表明した。16日付経済日報が報じた。
防火・防煙対策など厳しい試験をクリアした(15日=中央社)
同座席は16G(重力加速度)に耐えられる台湾初の旅客機用座席だ。シートベルト、リクライニング用部品、床への固定用部品以外は、全て台湾製の部品を採用した。米ボーイングの小型ジェット旅客機「737」やエアバスのナローボディー機への導入に適している。
胡董事長は、ワイドボディー機用座席の開発も進めており、欧米の航空会社の認証取得に向けたサンプル出荷を近く開始すると明らかにした。ワイドボディー機用座席の製造能力があるのは世界でわずか7社で、アジアでは漢翔のみのため、高い利益が見込めると述べた。
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