ニュース その他製造 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085251
航空宇宙・防衛産業の国際展示会、台北国際航太国防工業展(TADTE)が15日、台北市内で開幕した。開幕式に出席した蔡英文総統は、台湾の航空宇宙産業は2018年に生産額が1,200億台湾元(約4,060億円)を超えた上、輸出額も60%成長したとして、台湾産業が世界で高い評価を受けたことを意味すると強調した。16日付工商時報が報じた。
蔡総統は会場でF16戦闘機の模擬コックピットを体験した際、米国による台湾へのF16売却に期待感を示した(15日=中央社)
蔡総統はまた、3年前から推進している「国機国造(軍用航空機の台湾製造)」計画により防衛関連技術の向上を図り、練習機の台湾生産を堅持したことで、調達先や研究開発(R&D)能力の流出を防いだと説明。また、政府がR&Dリソースを提供し、中核技術の導入を支援したことで、台湾に100社以上の企業が加わる航空宇宙・防衛産業のサプライチェーンが確立されたと指摘した。
なお今年のTADTEでは、産官学の各界から160の企業や機関が800小間のブースを使用して展示を行っており、規模は過去最大だ。台湾からは▽敏鈞精密▽亜洲航空(エアアジア)▽経緯航太科技(GEOSAT)──など、海外からは▽ロッキード・マーティン▽ジェネラル・ダイナミクス▽BAEシステムズ──などが出展している。
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