ニュース 運輸 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085256
桃園国際空港第3ターミナルの主要工程の入札不調が続き、2023年末に延びた完成予定がさらに遅延する可能性が出ていることについて、林佳龍交通部長は15日、設計を担当した企業に設計変更を依頼済みで、対応できない場合は規約に基づいて同社との契約解除を検討すると明らかにした。16日付中国時報が報じた。
第3ターミナルの主要工程は1月に予算が789億台湾元(約2,670億円)へと42億元積み増され、6月に3度目の入札が行われたが、流札に終わった。出境ロビーの天井に採光などの機能を持つ13万本のアルミニウムパイプをつるす設計が複雑で、多額の設置コストがかかる上、メンテナンスも困難なことが、企業が応札しない原因となっている。
予定通り23年末に完成できるかについて、林部長は、設計変更がうまくいくかどうかと工事の進捗(しんちょく)次第だと述べた。半年以内に入札不調の問題を解決し、工事が早く進むようにしたいと表明した。
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