ニュース 社会 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085261
衛生福利部疾病管制署(CDC)は15日、新北市永和区、高雄市左営区、台南市東区でそれぞれ1人、計3人のデング熱患者が新たに確認されたと発表した。うち、新北市の症例は50代男性で、先に発症したエアコン工事業者の患者とは同僚で、今年初の集団感染事例となった。16日付聯合報が伝えた。
新北市政府衛生局は、デング熱患者の住宅や周辺を消毒した(15日=中央社)
今年の輸入症例を除くデング熱患者数は累計で73人となり、前年同期の26人を大きく上回っている。CDCの荘人祥副署長は「今年は雨が多い上、エルニーニョ現象で平均気温が過去30年で最高となる地域が多かった」と説明した。
輸入症例も310人で過去10年間で最多となった。東南アジアでデング熱患者が前年同期の3~5倍に増えていることと関連がありそうだ。
専門医によると、デング熱ウイルスを持つ蚊に刺されても実際に発病するのは10人中2人で、症状が出ても、骨や筋肉の痛みを訴える患者は半数以下で診断が難しい。専門医は「最初はただの風邪と判断しやすいが、その間に地域に感染が広がる可能性がある」として、早めの診断が感染拡大を防止する上で鍵になると指摘した。
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