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エルステッド、彰化沖の洋上風力発電を始動


ニュース 公益 作成日:2019年8月19日_記事番号:T00085280

エルステッド、彰化沖の洋上風力発電を始動

 洋上(オフショア)風力発電の世界最大手のデンマーク企業、エルステッドは16日、彰化県沖の洋上風力発電計画を始動したと発表した。9月に陸上での工事に着手し、2022年には第1期として発電機111基、設備容量900メガワット(MW)の大規模風力発電所(ウインド・ファーム)で電力供給を開始する予定だ。第2期は設備容量920MWで、25年の電力供給開始を見込む。17日付経済日報が報じた。

 エルステッドは6月に銀行団と総額250億台湾元(約850億円)の協調融資(シンジケートローン)契約を結んだ。7月末に経済部から認可を受け、彰化県に運営会社「大彰化東南離岸風力発電」と「大彰化西南離岸風力発電」を設立した。同社は彰化県沖に「東北」、「西北」、「東南」、「西南」と4カ所に洋上風力発電所を設置するため、それぞれ運営会社を設立する予定だ。投資総額は3,800億元。

 またエルステッドが35%を出資し、苗栗県沖で開発を進める台湾初の商業規模の洋上風力発電所、「海洋風電(フォルモサ1)」(発電機22基、設備容量128MW)も今年末に竣工(しゅんこう)する予定だ。