ニュース 電子 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085294
台湾索尼(ソニー台湾)は19日、85インチの8K液晶テレビ「Z9G」を、8月末にも台湾で60万台湾元(約204万円)前後で発売すると発表した。液晶パネルは友達光電(AUO)が主に供給すると観測されている。20日付電子時報などが報じた。
AUOは「Z9G」向けパネルを第7.5世代工場で生産しており、1枚のガラス基板から85インチパネル2枚を切り出すことができる。しかし、解像度が高いことから生産の難易度が高く、歩留まり率は約50%にとどまっているようだ。業界では、AUOが65インチと75インチの8Kパネルも生産すると予想されている。
群創光電(イノラックス)は先日、シャープと共同で120インチの8Kテレビを公開した。イノラックスも歩留まり率は低いとされるが、82インチパネルを中心に生産しており、同サイズの8Kテレビを手掛けるサムスン電子への供給を狙っているとみられる。
8Kパネル生産の歩留まり率が依然低いため、8Kテレビ価格がすぐに下落する可能性は低い。年内の8Kテレビ販売台数は、台湾で数百台、世界でも10万台程度にとどまるとみられる。
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