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ハイマックスの3Dセンサー、製靴自動化に応用


ニュース 電子 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085295

ハイマックスの3Dセンサー、製靴自動化に応用

 IC設計の奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)は19日、製靴技術の開発などを手掛ける中国の清遠広碩技研服務(GTS)と、3次元(3D)センサー技術を活用した生産自動化で提携すると発表した。ハイマックスの「3D視覚補助スマート接着剤噴射ソリューション」を導入した実験工場をハイマックスの台南工場に設置し、年末に量産する予定だ。20日付自由時報が報じた。

 同ソリューションでは、構造化光による物体認識技術を利用して靴底の3D幾何形状を作成し、アルゴリズムで接着剤の最適な噴射経路、量、厚みを計算する。手作業による靴底と靴本体の貼り合わせと比べて接着剤の使用量を50%削減できる他、生産性向上と品質の安定化が可能だ。既に海外の大手靴ブランドに採用されたという。

 ハイマックスの呉炳昌執行長は、GTSとの提携により、構造化光を利用した3Dセンサーソリューションの応用範囲を、現在の携帯電話での顔認証から工場の自動化に広げることができると説明した。