中国メディアの報道によると、中国のスマートフォン大手、華為技術（ファーウェイ・テクノロジーズ）が先週16日に中国で発売した同社初の第５世代移動通信（５Ｇ）対応スマホ「Mate 20 X（5G）」は、予約台数が約100万台に上り、発売後すぐに完売となった。ファーウェイは追加調達を行ったとみられ、台湾サプライヤーの出荷が拡大する見通しだ。20日付経済日報が報じた。
「Mate 20 X（5G）」の価格は6,199人民元（約９万3,500円）で、従来予想を下回った（ファーウェイリリースより）
ファーウェイの台湾サプライヤーは、▽ＩＣ設計の聯詠科技（ノバテック・マイクロエレクトロニクス）▽ファウンドリーの台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）▽半導体パッケージング・テスティング（封止・検査）の京元電子（ＫＹＥＣ）▽受動部品の華新科技（ウォルシン・テクノロジー）、大毅科技（ＴＡ－Ｉテクノロジー）▽プリント基板（ＰＣＢ）の華通電脳（コンペック・マニュファクチャリング）、欣興電子（ユニマイクロン・テクノロジー）▽カメラレンズの大立光電（ラーガン・プレシジョン）▽水晶デバイスの台湾晶技（ＴＸＣ）──など。
