ニュース その他製造 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085298
経済部統計処が19日発表した第2四半期の製造業生産額は3兆3,243億台湾元(約11兆3,000億円)で、前年同期比4.57%減少し、2四半期連続のマイナス成長となった。同処は、米中貿易戦争の影響と原材料価格の下落を要因に挙げた。20日付工商時報などが報じた。
電子部品業の同期生産額は8,591億元で、前年同期比6.42%減少した。このうち、液晶パネルおよび部品業は1,843億元(13.38%減)と2桁マイナスとなり、半導体業は3,431億元(3.13%減)だった。
化学原材料業は4,265億元で、原料価格の下落や川下顧客の模様眺めで、前年同期比14.79%減と全業種で最大の減少幅を記録した。
一方、パソコン・電子製品・光学製品業は、生産額1,884億元は2015年第1四半期以降で最高、前年同期比成長率20.3%は11年第4四半期以降で最大と、大幅なプラス成長だった。台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資によって、サーバーメーカーの台湾での生産が拡大したことなどが要因だ。
統計処は下半期の見通しについて、半導体業がプラス成長を回復し、情報電子業の成長を促すと予測した。
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