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製靴最大手PCG、東南アジア投資継続へ


ニュース その他製造 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085300

製靴最大手PCG、東南アジア投資継続へ

 製靴最大手の宝成国際集団(PCG)の傘下、宝成工業(PCC)の詹陸銘董事長は19日、下半期もベトナム、インドネシア、ミャンマーなどでの投資拡大を表明した。20日付工商時報が報じた。

/date/2019/08/20/08shoes_2.jpg詹董事長(右1)。設立50周年を記念して、本部隣に0~6歳の乳幼児用の絵本コーナーを設置した(19日=中央社)

 上半期の生産量は1億6,300万足以上で、前年同期比500万足増加し、世界首位を維持した。国・地域別の生産構成比は▽ベトナム、45%▽インドネシア、38%▽中国、13%▽カンボジア・バングラデシュ・ミャンマーなど、4%──で、昨年末の▽ベトナム、46%▽インドネシア、37%▽中国、14%▽カンボジア・バングラデシュ・ミャンマーなど、3%──と比べて、中国での生産構成比が1ポイント下落した。

 米通商代表部(USTR)が対中制裁関税第4弾の対象品目のうち、靴を含む一部品目について10%の追加関税の発動を12月15日に延期すると発表したことについて、同社は、一部の顧客の調達戦略変更に合わせて生産地を調整するが、十分な対応には時間を要すると説明した。