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中国医大と清華大学など、パーキンソン病AI診断開発


ニュース 医薬 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085301

中国医大と清華大学など、パーキンソン病AI診断開発

 ▽中国医薬大学新竹附設医院▽清華大学▽ロンドン大学▽東京大学──などによる研究チームはこのほど、人工知能(AI)によるパーキンソン病診断補助システムを開発した。精度は80%に達するという。20日付自由時報が伝えた。

 開発陣は3万枚の画像をシステムにディープラーニング(深層学習)させ、運動障害の専門家による診断方式と組み合わせて、システムを完成させた。

 パーキンソン病患者は、初期の症状が▽脳卒中▽関節の萎縮▽本態性振戦──などと誤診されやすく、治療のタイミングを逃すケースが多いという。今後は遠隔地の患者の特定の動作をカメラやスマートフォンで撮影し、病院に伝送する方式でも診断が可能となる。

 研究成果はこのほど、IEEE(アイ・トリプル・イー)医用生体工学年次学会で発表された。