ニュース 建設 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085302
内政部の統計によると、台湾全土で今年上半期に着工した住宅戸数は前年同期比15.4%増の5万3,646戸と、過去5年の同期で最高に上った。不動産市場の信頼感回復がうかがえる。20日付工商時報が報じた。
県市別では、台北市は前年同期比67%増の5,378戸、台中市は59%増の1万2,992戸と、共に2009年の統計開始以来の最高を更新した。高雄市は31%増の7,140戸で、13年以来の同期最高を記録した。
これまで住宅の供給が比較的多かった新北市と桃園市は、余剰物件の消化が中心となり、それぞれ7,574戸、7,826戸と、いずれも前年同期比10%以上の減少だった。台南市は年々着工数が減少しており、4.4%減の3,114戸になった。
一方、今年の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)、住宅ローン貸付残高、不動産仲介会社の売上高はいずれも過去数年の同期で最高だった。住宅市場の景気はこの5年のピークを迎えているようだ。
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