ニュース 運輸 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085305
台北都市交通システム(MRT)の全108駅のうち、上半期は99駅で前年よりも利用客が増加したことが分かった。中でも淡海軽軌鉄道(ライトレール、LRT)との乗換駅となった紅樹林駅は前年同期比55.6%の伸びを示した。以下、家具販売最大手のIKEAがオープンした小碧潭駅(23.3%増)、信義計画区に近い象山駅(15.5%増)が続いた。20日付工商時報が伝えた。
利用客の減少幅が大きかったのは▽忠孝敦化駅(前年同期比4.5%減)▽剣潭駅(1.3%減)▽忠孝復興駅(0.6%減)──などだった。これらの駅周辺にある東区商圏(忠孝東路四段付近一帯)、士林夜市(ナイトマーケット)の衰退が関係しているとみられている。
上半期の1日当たりの乗客数は延べ212万7,000人で、前年同期比3.1%増だった。
不動産仲介大手、永慶房産集団の担当者は「全体の利用客が増えても、駅によって人の流れの変化に大きな違いがある。通勤、住宅、ビジネス、観光の需要変化、MRTによる新しい商圏や住宅地の形成、観光商圏の特色の多様化などが利用客の増加につながっている」と分析した。
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