ニュース 政治 作成日:2019年8月20日_記事番号:T00085308
来年の総統選に向けた国民党予備選に敗北した後、独自に立候補の機会を探る郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長は、蘋果日報の最新の世論調査によると、単独で出馬した場合は民進党の蔡英文総統、国民党の韓国瑜高雄市長に及ばないものの、柯文哲台北市長(台湾民衆党)と連合を組んだ場合は、僅差ながらも三者の中で最も高い支持を得ることが分かった。20日付同紙が報じた。
郭氏が単独、無所属で出馬した場合の支持率は▽蔡氏、32.7%▽韓氏、29%▽郭氏、23.8%──。一方、郭柯連合の場合は▽郭柯連合、29.4%▽蔡氏、29.2%▽韓氏、27.3%──となる。柯氏は副総統候補として迎えたいとの郭氏の提案を断っており、郭柯連合が実現する場合、柯氏は郭氏の国政総顧問に就任するケースが考えられる。
郭氏にとって、若者層やインテリ層を支持基盤とする柯氏との連合は高い相乗効果を生むメリットがあり、総統当選を目指すのであれば協力は不可避の情勢だ。
一方、郭氏が出馬せず、蔡氏と韓氏の一騎打ちとなった場合の支持率は▽蔡氏、42%▽韓氏、34.2%──で、両者の差は7.8ポイントに開いた。韓氏の支持率下落は6週連続。有権者全体の45.5%が別の人物と交代すべきと考えているが、泛藍(汎国民党陣営)の有権者は65.6%が「変更は不可能」と回答した。
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