ニュース 電子 作成日:2019年8月21日_記事番号:T00085314
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が来年、中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の第5世代移動通信(5G)対応スマートフォンの低価格機種に5Gチップを供給するとの観測が出ている。ファーウェイの5Gスマホに採用されれば、維沃移動通信(vivo)やOPPO広東移動通信といった中国ブランドでも採用が見込まれる。21日付経済日報が報じた。
業界の分析によるとファーウェイは、ミドル~ハイエンド機種のスマホチップは傘下の半導体メーカー、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)から調達しているが、ローエンドの低価格機種向けは米クアルコムやメディアテックなどから調達している。米国による事実上の禁輸措置を受け、ファーウェイは米国以外からの調達を拡大しており、メディアテック製品の採用が増加する見通しだ。
メディアテックは、個別の顧客への5Gチップ供給状況は論評しないとした。ただ、蔡力行執行長は先ごろ、来年スタートする5Gスマホ商戦で、業界の先頭集団入りを目指すと強調していた。
同社初の5G対応システム・オン・チップ(SoC)は、今年第3四半期にサンプル出荷となり、来年第1四半期には同チップ搭載のスマホが量産される予定だ。また、5G対応SoCの新製品を来年上半期に量産する計画だ。
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