ニュース 電子 作成日:2019年8月21日_記事番号:T00085315
半導体サプライチェーン関係者によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は来年半ばから第5世代移動通信(5G)対応チップの大口受注が相次ぐ見通しで、来年通年の売上高は前年比10%以上増加し、純利益は過去最高を更新すると予想されている。21日付電子時報が報じた。
TSMCは来年、▽米アップル▽中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)▽米クアルコム▽聯発科技(メディアテック)──などから5G対応スマートフォン向けモデムチップの大口受注が見込まれている。5Gインフラや人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)向け需要も高まる見通しだ。
TSMCは今年第3四半期に5Gインフラ関連の受注を独占したとされ、7ナノメートル製造プロセスはフル稼働となっている。また、6ナノ、5ナノ、3ナノなど最先端プロセスの開発でもサムスン電子をリードしており、今後の受注競争でも優位を維持できる見通しだ。
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