ニュース 機械 作成日:2019年8月21日_記事番号:T00085322
航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)の胡開宏董事長は20日、米航空機大手ロッキード・マーチンと共同で、台湾空軍のF16A、F16B戦闘機計144機をF16V戦闘機にアップグレードする「鳳展プロジェクト」を推進すると発表した。今後はアジア太平洋地域向けのF16V戦闘機の整備拠点を設けることも目指す。21日付工商時報が伝えた。
鳳展プロジェクトは国防部が計画しているもので、費用は1,100億台湾元(約3,730億円)を見込む。アップグレード作業には、AN/APG-83アクティブフェーズドアレイレーダーの搭載、コンピューターシステムと操縦席のインターフェースの一新などが含まれる。
漢翔によると、国防部は2023年までに144機のアップグレード作業を完了することを希望している。今年4月から最初の4機のアップグレード作業が進められており、ロッキード・マーチンの担当者によるテストを経て、順次引き渡されている。
一方、漢翔が生産する高等練習機は、プロトタイプ機が9月26日にラインオフされる予定で、20年6月の初飛行、21年末の量産を目指す。
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