ニュース 金融 作成日:2019年8月21日_記事番号:T00085331
中央銀行(中銀)が20日発表した第2四半期の国際収支統計によると、金融収支は137億米ドルの赤字だった。赤字は36四半期連続で、過去最長を更新した。累計赤字は台湾の総税収の6年分に相当する4,454億1,000万米ドルに拡大した。21日付工商時報が報じた。
中銀関係者によると、第2四半期の金融収支赤字は、台湾居住者の対外証券投資が101億6,000万米ドル増加したことが主因で、外国人による台湾株式への投資2億9,000万米ドル減を含めた証券投資の純流出は104億4,000万米ドルに上った。
第2四半期の経常収支は175億6,000万米ドルの黒字だったが、黒字額は前年同期比1億8,000万米ドル減少した。物品貿易の黒字は35億8,000万米ドル減少した。▽米中貿易戦争▽世界経済の減速▽原材料の国際価格低迷──で輸出額が85億2,000万米ドル減少、輸入額は49億4,000万米ドル減少した。
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