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韓国瑜氏「監視受けている」、証拠示さず主張


ニュース 政治 作成日:2019年8月21日_記事番号:T00085337

韓国瑜氏「監視受けている」、証拠示さず主張

 総統選に国民党から出馬する韓国瑜高雄市長が最近、明確な証拠を示さないまま、「国家機関の監視を受けている」「車に追跡機器を仕掛けられた」といった主張を繰り返し、物議を醸している。21日付蘋果日報などが伝えた。

/date/2019/08/21/18han_2.jpg韓氏(前)。総統府は20日、証拠があれば、告訴して真相を明らかにしてほしいと表明した(20日=中央社)

 韓氏は20日には「民進党は司法の独立、報道の自由、党・政府の分離に毎回触れるが、民進党が政権与党になってから、国家機関による私への監視がとても激しいと感じている」とした上で、「車にも追跡機器が仕掛けられているなどと言えば、大きな波紋を呼び、自作自演だなどと言われるのは分かっているが、情報は正確なものだ」などと発言した。

 一説には車のエンジンに追跡機器が仕掛けられていたとの情報も流れている。しかし、韓氏は明確な証拠を示さないばかりか、現時点で特定の個人や機関を告訴していない。高雄市政府警察局も市長室からの被害届は出されていないとしている。

 一方で、韓氏は20日、半年も前に陳菊前高雄市長の撮影担当者が市長室に立ち入ったことを改めて問題視して告訴するなど、不可解な動きを見せている。