ニュース 電子 作成日:2019年8月22日_記事番号:T00085345
放熱部品の泰碩電子(タイソル・エレクトロニクス)は21日、中国の第5世代移動通信(5G)基地局メーカー、中興通訊(ZTE)から大口受注があり、近く量産準備が整う見通しを明らかにした。22日付経済日報が報じた。
梁竣興総経理は業績説明会の席上、「単価はこれまでの数倍で、通期業績の押し上げにつながる」と述べた。
中国では最近、5Gの免許発給を受け、基地局設備メーカーのZTEと華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が出荷を急いでおり、年内も20万~25万基、来年には60万~100万基の基地局設備の出荷が見込まれている。
タイソルはZTEが調達する放熱部品の半分を供給しているとされる。梁総経理によると、タイソルは今後放熱部品だけでなく、筐体(きょうたい)やプレス加工部品など総合的なソリューションを提供していく構えだ。
タイソルはこの他、サムスン電子の最新スマートフォン「ギャラクシーS10」「ギャラクシーノート10」の放熱モジュールも受注している。
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