ニュース 機械 作成日:2019年8月22日_記事番号:T00085350
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)集団の卓永財総裁は21日、中国の工作機械メーカーが全力でスマート化を進めており、台湾メーカーも変わらなければ、1~2年後に追い抜かれると警鐘を鳴らした。22日付経済日報が報じた。
卓総裁は、中国の工作機械業界のスマート化推進に対し「焦りを感じている」と語った(21日=中央社)
卓総裁は、中国の工作機械メーカーは米中貿易戦争で業績が落ち込んでいるが、政府の支援を受けて特に4軸、5軸加工機などハイエンド機種を中心にスマート化を推進する意欲が高いと分析した。
台湾では一方、特に中小の工作機械メーカーが従来の楽に稼げる状況を忘れられず、スマート化に消極的と指摘した。来年の春節(旧正月、2020年は1月25日)は、経営体質の弱いメーカーにとって試練となると話した。
なお、ハイウィンは▽台中▽雲林▽嘉義──で▽ロボット▽スマートボールねじ▽リニアガイド▽トルクモーター──の生産拡大に、今後3年で62億台湾元(約210億円)を投じる計画だ。
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