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スマート製造システム、工研院が2件発表


ニュース 機械 作成日:2019年8月22日_記事番号:T00085354

スマート製造システム、工研院が2件発表

 工業技術研究院(工研院、ITRI)は、21日に台北南港展覧館で開幕した「亜洲工業4.0智慧製造系列展(インテリジェント・アジア)」で、「スマートベルトサンダー・光沢面不良検査測定システム」と、大型の航空宇宙部品検査に使用する「オンライン即時3次元(3D)視覚検査測定システム」を発表した。22日付経済日報が報じた。

/date/2019/08/22/05itri_2.jpgスマートベルトサンダー(右)。縦に2本のベルトサンダーを配置している(21日=中央社)

 工研院は今回、「5プラス2産業創新政策」に沿ったスマート機械の研究成果を発表した。このうち、スマートベルトサンダーは目の粗さが異なる2種類のベルトサンダーと光沢面不良検査測定システムを組み合わせたもので、1台でさまざまな研磨作業と不良検査を同時に行うことができる。不良検査には人工知能(AI)を採用した。

 オンライン即時3D視覚検査測定システムは、航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)と共同開発した。

 この他、工研院から独立した原見精機(メカビジョン)は、三菱電機と共同開発したロボットアーム触覚センサーの爪部分の新製品を発表した。