ニュース 公益 作成日:2019年8月22日_記事番号:T00085359
三菱重工業とデンマークのヴェスタスが共同出資する洋上(オフショア)風力発電設備会社、MHIヴェスタスオフショアウィンド(MVOW)は21日、三菱電機と士林電機から台湾の洋上風力発電所向け高圧配電盤を調達する契約を締結した。士林電機が新竹工場で組み立て、テストを行い、2022年に出荷を開始する予定だ。22日付経済日報が報じた。
経済部の台湾生産化政策に応じ、MHIヴェスタスは21日、三菱電機と契約した(MHIヴェスタスリリースより)
MHIヴェスタスは、デンマークのコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)と中国鋼鉄(CSC)が彰化県沖で開発する洋上風力発電所の風力発電設備の納入業者に選ばれている。合計出力900メガワット(MW)のうちCIPは計600MWで、23、24年の稼働を目指す計500MW分に採用する部品16種類の台湾生産化を含む計画を今月中に経済部に提出する予定だ。
士林電機の郭約瑟シニア副総経理は、三菱電機と66キロボルト(kV)の配電盤の組み立て、テストで提携すると説明。三菱電機の受注量は現時点では不明だが、士林電機の売上高に貢献すると期待感を示した。
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