ニュース 政治 作成日:2019年8月22日_記事番号:T00085360
与党民進党は21日、来年1月に総統選挙と同時に行われる立法委員選で、台北市第7選挙区(信義区、松山区南部)の公認候補に許淑華市議の指名を決定した。同選挙区では第3野党、時代力量が弁護士の陳雨凡氏の擁立を決定しており、今回は両党間で選挙協力が行われないことが明示された。退潮が目立つ時代力量にとってさらなる打撃となりそうだ。22日付中国時報などが報じた。
主席に就任した徐立法委員。党勢衰退を食い止める重い課題と向き合う(21日=中央社)
前回2016年の立法委員選では、民進党は台北市第5選挙区(万華区、中正区北部)、台中市第3選挙区(后里区、神岡区、大雅区、潭子区)などで候補者擁立を見送り、時代力量の結党メンバーだった林昶佐(フレディ・リム)氏、洪慈庸氏らの当選を導いていた。ちなみに林氏と洪氏は今月相次いで離党している。
民進党は今回台北市で、国民党の有力地盤である第5選挙区を除く、8選挙区中7選挙区で候補者を擁立する。第4選挙区(内湖区、南港区)では高嘉瑜市議を候補に指名した。
時代力量は同日、辞任した邱顕智前主席の後任に徐永明立法委員を選出した。徐主席は、立法委員選では比例代表で100万票獲得、選挙区でもさらなる候補者擁立を目標とすると表明した。徐主席は自主路線派で、就任により民進党との協力はさらに困難になるとみられる。
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