ニュース 社会 作成日:2019年8月22日_記事番号:T00085362
昨年、嘉義県や台南市で実施されたスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」のイベントが大盛況となり、同ゲームの根強い人気が証明されたことを受け、今年は新北市で10月に同様のイベントが開催される。期間中はめったに手に入らないレアなポケモンを捕獲できるため、大勢のポケモントレーナーが世界中から集結すると予想される。
嘉義県では昨年2月、台湾灯会(台湾ランタンフェスティバル)の開催期間中に、周辺でレアなポケモンが出没するイベントを実施。延べ50万人が集まった。
昨年11月に台南市の奇美博物館(仁徳区)をメイン会場として実施された「サファリゾーン」イベントには、5日間で延べ101万人が参加。多くの参加者が台湾高速鉄路(高鉄)や観光バス、市内のホテルなどを利用した。期間中の1人当たりの消費額を1,500台湾元(約5,100円)とすれば、台南市に15億元を超える経済効果をもたらしたことになる。
こうしたポケモンGO効果を期待して、今年は新北市で10月3~6日の4日間、サファリゾーンイベントを開催する。三重区、新荘区、五股区、蘆洲区にまたがり、50ヘクタール(ha)以上の広大な面積を持つ新北大都会公園がメイン会場で、▽深澳漁港▽碧潭風景区▽淡蘭古道▽烏来瀑布──など市政府が選定した人気観光スポット60カ所が対象エリアとなる。
ポケモンGO公式サイトの発表によると、こうしたエリアでは期間中、午前10時~午後5時の間、「ストライク」「ミツハニー」や、みずタイプやむしタイプ、くさタイプのポケモンが出現する。
なおイベントの開催に合わせ、市内の宿泊施設や土産物業者もキャンペーンを実施する予定だ。
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