ニュース 電子 作成日:2019年8月23日_記事番号:T00085371
銅張積層板(CCL)の世界第2位、中国・広東生益科技は、9月より川下のプリント基板(PCB)メーカーの一部に対し約5%の値上げを実施する。中国の第5世代移動通信(5G)インフラ建設でCCL需要が大幅に拡大し、受注が満杯になっているためだ。台湾の同業、▽台光電子材料(エリート・マテリアル、EMC)▽聯茂電子(アイテック)▽台燿科技(台湾ユニオンテクノロジー、TUC)──も需要拡大で恩恵を受けている。23日付経済日報が報じた。
業界によると、生益科技は9月より華南地区の中堅PCBメーカーや、華東地区の一部顧客に対し値上げを行う。米中貿易戦争の影響で電子業界の出荷が低迷する中、今年の需要期入り後、初めての重要部品の値上げとなる。
アイテックは、ミドル~ハイエンド製品の販売規模が拡大しており、需要期の受注が好調だと指摘した。
一方、生益科技の値上げについて、PCB世界最大手の臻鼎科技控股(ZDT)は、生益科技への発注を拡大しているが、今のところ大きな影響はないと説明した。
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