中国のスマートフォン大手、小米集団（シャオミ）は、今年末までに百貨店最大手、新光三越百貨の▽台北南西店（台北市中山区）▽台中中港店（台中市西屯区）▽台南新天地（台南市中西区）──に専門店を設置する。シャオミ台湾の羅燕総経理が22日明らかにした。苗栗県と屏東県にも新店舗設置を計画しており、下半期は計５店舗を開設する。23日付経済日報が報じた。
シャオミは現在、台湾域内で11店舗を展開。実体店舗の上半期売上高は前年同期比81％増となった。新光三越への進出による販売チャネルの拡大で、同社にも効果をもたらしたいとしている。
シャオミは同日、プロセッサー「Snapdragon（スナップドラゴン）855」搭載のハイエンドスマホ新機種「Xiaomi Mi 9T Pro」を発表した。トリプル人工知能（ＡＩ）カメラ（4,800万画素のメインカメラ、800万画素の望遠カメラ、1,300万画素の超広角カメラ）が特色だ。今月27日にオンラインショップ「小米商城」で発売し、９月１日から中華電信など通信キャリア経由でも販売する。
