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Aデータとロッテフード、中華圏粉ミルク市場で提携


ニュース 食品 作成日:2019年8月23日_記事番号:T00085377

Aデータとロッテフード、中華圏粉ミルク市場で提携

 メモリーモジュール大手、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)は22日、子会社の立万利創新が韓国のロッテフードと共同で、中華圏の乳幼児用高級粉ミルク市場に参入すると発表した。中国が主なターゲット市場で、立万利創新がマーケティング・販売、ロッテフードが研究開発(R&D)を担当する。2,500億台湾元(約8,500億円)の中華圏粉ミルク市場で3年以内に成果を出すことが狙いだ。23日付経済日報が報じた。

/date/2019/08/23/07milk_2.jpg陳立白董事長(中)。著名半導体企業の新規ビジネスとしては意外感がある(22日=中央社)

 中国では善玉菌「プロバイオティクス」を配合した298~328人民元(約4,500~4,930円)の高級粉ミルクを販売する。立万利創新は既に中国で輸入粉ミルクの販売許可申請を行っており、来年第2四半期から提携先の販売店2万5,000店やインターネットなどで本格的な販売を開始する予定だ。中国の粉ミルク市場でシェア上位10位以内を目指す。

 Aデータの陳立白董事長は、立万利創新とロッテフードは今後、幼児向け食品や妊婦・乳児向け健康食品などの分野でも提携すると明らかにした。