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台湾Uターン投資、5600億元突破【表】


ニュース その他分野 作成日:2019年8月23日_記事番号:T00085386

台湾Uターン投資、5600億元突破【表】

 経済部が主導する投資台湾事務所(インベスト台湾)は22日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を促進する「歓迎台商回台投資行動方案」で新たに7社、153億台湾元(約520億円)を承認した。就業機会1,239件を創出する見通しだ。インベスト台湾の張銘斌執行長は、9月中旬には認可額は6,000億元以上に達するとの見通しを示した。23日付工商時報が報じた。

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 7社のうち、継電器や半導体用リードフレームなど電子部品の百容電子(エクセル・セル・エレクトロニック)は、台中の工業団地での新工場建設、全自動化生産ラインの増設に21億元以上を投資する。就業機会115件の創出を見込む。

 この他は投資額が大きい順に、▽高精度セラミックパウダー大手、30億元▽回路保護部品大手、30億元▽プリント基板(PCB)大手の華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)、25億元▽スピーカー首位企業、20億元以上▽特殊化学材料の南宝樹脂化学工廠、18億元以上▽電子機器製造の邁特電子企業(マイト・エレクトロニック)、7億元以上──が承認された。

 歓迎台商回台投資行動方案で承認を受けた企業は118社、累計認可額は5,637億元以上に達した。就業機会4万8,900件以上の創出が見込まれる。経済部によると、現在も40社余りが審査待ちをしている。