ニュース 電子 作成日:2019年8月26日_記事番号:T00085401
液晶パネル用偏光板大手、誠美材料科技(CMMT)は、28~30日に台北市で開催されるディスプレイ業界の展示会、智慧顕示展覧会(タッチ台湾)で偏光板の他、マイクロ/ミニ発光ダイオード(LED)パネル用の「UV(紫外線)対応遮光シート」、「LEDバックライトUV対応反射インキ」、狭額縁(ナローベゼル)ノートパソコン用の「側面遮光ブラックシート」などを展示し、材料市場に進出する。同社は、偏光板以外の製品を開拓し、さまざまなパネル材料のサプライヤーになることが目標と説明した。24日付経済日報が報じた。
また、CMMT傘下の微采視像科技(CMVT)も、マイクロストラクチャー光学フィルム「オムニワイドフィルム(O-フィルム)」を展示し、来年の東京五輪の8Kテレビ商機に照準を合わせる。同製品についてCMMTは、マイクロストラクチャー技術によって高解像度パネルの透過率問題を解決、大型広視野角パネルの色の偏り問題を改善できるとしている。
CMMTの中国子会社、昆山之奇美材料科技(江蘇省)は日東電工との技術提携による2.5メートル幅の偏光板生産ラインが9月末に生産開始を迎える予定だ。中国パネルメーカーの第10.5世代ラインが生産する65インチ、75インチパネル向けの大幅な需要増に対応する。
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