ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年8月26日_記事番号:T00085405
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は23日、第4四半期の台湾域内向け製品のオファー価格について、電磁鋼板、溶融亜鉛めっき製品のみを引き上げる一方、▽熱延▽冷延▽棒線▽鋼板▽電気亜鉛めっきコイル──の主力製品は据え置くと発表した。24日付経済日報などが報じた。
電磁鋼片と溶融亜鉛めっき製品の1トン当たりの平均値上げ幅は255台湾元(約850円)、173元で、主力製品の価格を据え置く結果、全製品の平均値上げ幅は0.05%にとどまる。
主力製品価格の据え置きについて黄建智CSC業務副総経理は、第3四半期の業績が不調だった川下メーカーの在庫損失回避に配慮したためと説明した。電磁鋼板の値上げについては、市場の需要が旺盛で、中国の鉄鋼メーカーの値上げに対応したと指摘した。溶融亜鉛めっき製品は、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資によって工場建設など向けの需要が回復しているとした。
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