ニュース 商業・サービス 作成日:2019年8月26日_記事番号:T00085408
経済部統計処が23日発表した卸売業7月売上高は9,054億台湾元(約3兆300億円)で前月比8.5%増、前年同月比1%増だった。小売業の7月売上高は3,268億元で前月比5%増、前年同月比成長率6.7%は2018年2月以降で最大だった。卸売業、小売業の売上高はともに、同月としての過去最高となった。24日付工商時報などが報じた。
7月の新車登録台数は4万8,429台(前月比26.6%増、前年同月比12.5%増)で、大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月1~29日)入り前の販促セールが奏功。これに伴い、卸売業と小売業の自動車・バイク業の売上高はそれぞれ782億元(前年同月比10.7%増)、651億元(前年同月比18.8%増)の大幅増となった。
卸売業のうち機械器具業が3,639億元で前月比9.4%増、前年同月比3.7%増だった。携帯電話の新製品の在庫積み増し、電子部品関連製品の需要増加が要因となった。
小売業のうち総合商品小売業の7月売上高は1,053億、前月比3.7%増、前年同月比6.1%増だった。このうち、量販店の7月売上高は前月比6.5%増、前年同月比6.8%増の179億元でだった。中元節(旧暦7月15日、今年は8月15日)向け贈答品の販売が好調だったことが理由だ。
飲食業の7月売上高は697億元で、前月比1.7%減、前年同月比5%増だった。飲料店業は85億元で、前月比4.9%増、前年同月比8.2%増だった。夏休みで外食する人が増え、気温上昇で冷菓や飲料の販売が増加した。
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