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人気飲料アップルサイダー、再び品質異常


ニュース 食品 作成日:2019年8月26日_記事番号:T00085410

人気飲料アップルサイダー、再び品質異常

 飲料大手、大西洋飲料(オーシャニック・ビバレッジズ)の看板商品、「アップルサイダー(蘋果西打)」の生産ラインで再び品質問題が浮上し、問題のラインは稼働を中止した。24日付工商時報が伝えた。

/date/2019/08/26/07apple_2.jpgアップルサイダー内の浮遊物。購入店での返品・交換、各地のセブン-イレブンでの実物・空き瓶との交換、大西洋飲料のコールセンターでの対応が可能だ(23日=中央社)

 同社の管理担当者は23日、今回の品質異常の原因は確認できていないが、まず問題のラインの稼働を中止したと説明した。同社は22日の段階で新北市政府衛生局に通報するとともに、消費者からの交換、返品の申し出を受け付けている。

 対象は7月1日から8月18日までに生産された2,000ミリリットル(ml)入り「アップルサイダー」で、流通中の商品の回収を24日までに終える一方、消費者が購入済みの商品はレシート、実物、空き瓶のいずれであっても返品や交換を受け付ける。また、3月5日から6月30日までに生産された未開封の同商品についても返品や交換が可能だ。同社は、内容量が2,000ml以外の商品については、生産ラインが異なり、異常はないとしている。

 同社では、昨年7~9月にも2,000ml入りの同商品で品質異常問題が起き、2,400万台湾元(約8,000万円)の損失が出たばかりだ。1年間に2回も品質異常が明らかになったことは、同社の経営にも少なからぬ影響を与えるとみられる。