ニュース その他製造 作成日:2019年8月26日_記事番号:T00085413
経済部統計処が23日発表した7月の工業生産指数は112.57ポイントで前月比5.29%上昇、前年同月比3.03%上昇した。同月として過去最高で、2カ月連続のマイナス成長から脱した。24日付経済日報などが報じた。
製造業生産指数は前月比5.22%上昇で112.2ポイントとなり、7月として過去最高を記録した。前年同月比3.07%上昇は、2018年11月以降で最大のプラス成長だった。統計処の王淑娟副処長は、▽半導体の先進製造プロセスの受注好調▽米中貿易の影響による、サーバー、スイッチ、ルーターなどの台湾での生産増加▽モバイル端末新機種向けレンズの生産量増加───が要因と述べた。
製造業生産指数のうち電子部品業は113.91ポイントで、前年同月比4.83%上昇し、過去9カ月で最大の上昇幅を記録した。中でも、半導体業は117ポイントで、12.39%の上昇となった。一方、液晶パネルと部品業は104.22ポイントで14.6%下落した。中国でのパネル生産が拡大し、台湾のパネル、カラーフィルター(CF)とガラス基板が減産となったことが理由だ。
コンピューター・電子製品・光学製品は前年同月比34.82%上昇の157.5ポイントで、単月としての過去最高、10カ月連続の2桁成長を記録した。
機械設備業は106.59ポイントで前年同月比13.98%下落した。米中貿易戦争によって海外受注が大幅縮小したことによって、電子生産設備、ボールねじ、リニアガイド、工作機械などの生産が減少したことが主因だ。
この他、▽化学原材料業、103.69ポイント(前年同月比1.47%下落)▽ベースメタル業、98.37ポイント(8.84%下落)──は下落した一方、自動車と部品業は105.37ポイントで1.19%上昇した。
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