ニュース 石油・化学 作成日:2019年8月27日_記事番号:T00085431
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)傘下の生分解性プラスチック加工メーカー、銘安科技(ミニマ・テクノロジー)の黄建銘董事長は26日、中部科学工業園区(中科)虎尾園区で、年末に新工場を稼働すると表明した。敷地面積5,100坪。生分解性ミックスプラスチック年産能力は4,000トンから2万トンに増え、世界3位に躍進する見通しだ。27日付経済日報が報じた。
同社は資本金3億8,900万台湾元(約13億1,000万円)。三井物産プラスチックが1億2,000万元を投じて同社の株式10%を取得し、2位の法人株主になった。台塑は出資比率19%で法人筆頭株主。
同社は昨年売上高が2億1,000万元で、今年は売上高3億元余りで黒字転換し、来年は売上高4億5,000万元を見込む。黄董事長は、新工場稼働によって売上高は3年以内に20億元以上に増えると予測した。
三井物産プラスチックの森克則社長は26日、環境保護意識の台頭や循環経済の発展に伴い、プラスチックの廃棄や回収は世界各国にとって急務で、微生物の働きにより水と二酸化炭素まで分解できる生分解性プラスチックは重要なソリューションになり得ると語った。
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