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大和ハウスが高雄にホテル、23年開業へ


ニュース 建設 作成日:2019年8月27日_記事番号:T00085434

大和ハウスが高雄にホテル、23年開業へ

 大和ハウス工業は26日、高雄港北部の総合再開発地区、亜洲新湾区(アジア・ニューベイエリア)に、高級ホテルとサービスアパートメント、商業施設の複合ビルを建設すると発表した。高雄展覧館(高雄エキシビションセンター、KEC)や繁華街の三多商圏から近く、展覧会を訪れる外国人ビジネス客や観光客によるホテル利用が見込める。2020年に着工し、23年に営業、販売を開始する予定だ。27日付経済日報などが報じた。

/date/2019/08/27/11daiwa_2.jpg複合ビルの完成予想図。デザインは日本の安井建設設計事務所と台湾の元宏聯合建築師事務所(LKPアーキテクチャー)が手掛ける(高雄市政府リリースより)

 大和ハウスにとって、台湾で初のホテル、住宅開発となる。投資額は60億台湾元(約200億円)以上。高雄市前鎮区中山二路と林森四路に囲まれた、敷地面積5,125平方メートルの用地に建設する。ホテルは地上21階建て、サービスアパートは29階建てとする計画だ。6階部分を空中通路でつなぎ、サービスアパートの居住者は、ホテルのプールなどの施設やサービスを利用できる。

 同ホテルは、大和ハウスと欣陸投資控股(コンチネンタル・ホールディングス、CHC)傘下の大手デベロッパー、大陸建設(コンチネンタル・デベロップメント)との合弁会社「汎陸建設実業」が手掛ける。ホテルの運営はホテルブランドと提携する方針で、工商時報によると、ホテルオークラグループ傘下のニッコー・ホテルズが有力だ。