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MRT三鶯線延伸計画、国発会が承認


ニュース 運輸 作成日:2019年8月27日_記事番号:T00085437

MRT三鶯線延伸計画、国発会が承認

 台北都市交通システム(MRT)板南線の頂埔駅(BL01駅、新北市土城区)から三峡区を経由して鶯歌区までを結ぶ新路線、新北MRT三鶯線の桃園市八徳区までの延伸区間について、国家発展委員会(国発会)は26日、計画の実現可能性に関する報告書を承認した。近く行政院に送付され、閣議決定する見通しだ。27日付工商時報が報じた。

/date/2019/08/27/13taoyuan_2.jpg青い線が延伸区間。全てが完成すれば、台北市、新北市、桃園市を結ぶMRT網が大幅に充実する(桃園市政府捷運工程局リリースより)

 三鶯線の延伸区間は、2023年末の開通予定の主線の終点駅、鶯桃福徳駅(LB12駅)から、25年の開通予定の桃園MRT緑線・大湳駅(G04駅)までの全長約3.9キロメートルを2駅(LB13、14駅)で結ぶ計画だ。和強路から介寿路の新設道路までが高架で、その後、地下へ転じ、G04駅と接続する。

 総工費は116億4,100万台湾元(約390億円)で、21年に計画を確定し、28年開通を目指す。桃園市政府捷運工程局の陳文徳局長は、桃園MRT緑線と三鶯線、三鶯線の延伸区間が開通すれば、八徳区は台北市、新北市とを結ぶ重要な乗り換え地点となり、両市への通勤時間が短縮されると強調した。