ニュース 電子 作成日:2019年8月28日_記事番号:T00085450
中国製スマートフォンやノートパソコンに対する米国の第4弾制裁関税の発動が先送りされたことを受け、米アップルのiPhone新機種を受託生産する鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)、およびノートPC受託生産大手3社では前倒し出荷が増えている。また、人民元が対米ドルで下落しているため、取引に主に米ドルを使用する5社は需要期の第3四半期業績が例年を上回る見通しだ。28日付経済日報が報じた。
iPhone新機種は9月10日に発表されるとみられ、鴻海とペガトロンは中国工場で生産、出荷を急いでいるようだ。ペガトロンは第3四半期売上高が前期比2桁成長となり、人民元安に伴う為替差益も期待できる見込みだ。人民元の対米ドルレートは直近3カ月で約4%、半年では7%以上下落した。
広達電脳(クアンタ・コンピューター)は中国工場の水道料金や電気料金、従業員の給与を人民元で支払っているため、人民元下落で恩恵を受けている。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と緯創資通(ウィストロン)も同様に中国工場の運営コストを軽減できている。
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