ニュース 電子 作成日:2019年8月28日_記事番号:T00085452
受動部品大手の国巨(ヤゲオ)と華新科技(ウォルシン・テクノロジー)は、スマートフォンやノートパソコンなど向けの需要増で在庫が健全な水準まで改善してきている。チップ抵抗器はオファー価格の下落がストップし、積層セラミックコンデンサー(MLCC)も第4四半期のオファー価格下落幅が約5%へと例年並みに縮小する見込みだ。28日付経済日報が報じた。
ヤゲオは、顧客の在庫水準が低下しており、例年の需要期で受注が伸びているため、同社の設備稼働率は今後上昇すると説明した。
華新科技は、新学期シーズンや欧米のクリスマスシーズン向け需要が増えている他、中央演算処理装置(CPU)供給不足が徐々に緩和し、ノートPCや周辺機器向けの需要が伸びていると説明した。
業界関係者によると、チップ抵抗器のオファー価格は第1四半期に約25~30%下落したが、需要増で最近下落が止まった。また、MLCCのオファー価格は第1四半期に30%下落、第2四半期に15~20%下落したが、第3四半期の下落幅は10%以下、第4四半期は5%に縮小する見通しだ。
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