ニュース 機械 作成日:2019年8月28日_記事番号:T00085458
電源装置など大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は27日、ドイツのソフトウエア大手、SAPと戦略提携を結んだ。両社は今後、スマート製造(スマートマニュファクチャリング)のプラント輸出、グリーンビルディング、スマートシティーといった分野向けソリューションの提供で商機獲得を目指す。28日付経済日報が報じた。
デルタによると、同社の自社開発ソフトウエアとハードウエアを採用したスマート製造モデル生産ラインを導入すれば、生産能力が70%向上する一方、生産に必要な面積を35%縮小することができ、従業員1人当たりの生産額を3~5倍に高めることができる。
同ラインは、デルタと傘下企業で導入されている他、同社サプライチェーンの川上~川下メーカー、液晶パネルメーカーなどでも採用されている。今回、SAPと提携を結んだことで、さらにソリューションの完成度が向上し、多様な製品の少量生産やマスカスタマイゼーション(特注品の大量生産)といった市場の開拓に貢献が期待される。
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