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作成日:2008年7月2日_記事番号:T00008547
シャープがソニーに対抗、46・52型液晶TVを2万元値下げ
先ごろソニーが、台湾での52型液晶テレビの販売価格を従来より約11万元引き下げたことを受け、シャープの台湾総代理、夏宝は1日、46、52インチ型で約2万台湾元(約7万円)値下げすると宣言した。2日付経済日報が報じた。
夏宝の劉坤旺総経理は、「ソニーの価格戦略は非常に衝撃的だが、シャープは日本市場で7年連続シェア1位を維持しており、台湾市場でも正面からソニーに勝負を挑む」と強気の姿勢を示した。
劉総経理によると、シャープのAQUOS(アクオス)「GXシリーズ」52型は従来の16万9,000元から14万9,000元に、46型は11万9,000元から9万9,000元にキャンペーン特価として値下げする。また、「GDシリーズ」52型は従来の14万9,000元から12万9,000元に、46型は10万9,000元から8万9,900元への値下げとなる。
また夏宝の川名浩副総経理は、年内にも声宝(サンポ)への委託生産を従来の32、37型から42、46型にまで拡大すると明らかにした。
シャープは同日、世界初の保温室「愛情ホット庫」を備えた冷蔵庫の、台湾での発売も発表した。単月500台の売り上げを目指す。