ニュース 電子 作成日:2019年8月29日_記事番号:T00085471
半導体メモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)はこのほど、マルチチップパッケージ(MCP)の「Spiスタックフラッシュ」シリーズを投入し、第5世代移動通信(5G)規格のエッジコンピューティング市場を攻略する。29日付工商時報が報じた。
Spiスタックフラッシュはカスタマイズ化が特徴で、最近は16MB(メガバイト)NOR型フラッシュメモリーと1GB(ギガバイト)NAND型フラッシュメモリーを封入したMCPがNXPセミコンダクターズのデベロップメントボードに採用された。
ウィンボンドは台湾で唯一DRAM、NOR型フラッシュメモリー、NAND型フラッシュメモリーの生産ラインを保有している。生産規模や製造プロセスの微細化では世界的な大手メーカーとは競争できないため、コネクテッドカー、モノのインターネット(IoT)、5G基地局、ウエアラブル端末などに特化する戦略を取っている。MCPは同社が5Gエッジコンピューティング市場を攻略する上で強力な武器となりそうだ。
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