ニュース 電子 作成日:2019年8月29日_記事番号:T00085474
発光ダイオード(LED)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が韓国のLED専業メーカー、ソウル半導体から特許侵害でドイツの地方裁判所に訴えられていた裁判で敗訴したことが明らかになった。エバーライトは「2835LEDパッケージ」の販売中止と2017年2月以降に販売した製品の回収を命じられた。29日付経済日報などが報じた。
韓国・毎日経済新聞によると、エバーライトは、ソウル半導体のLED光反射率を向上させ、LEDの耐久性と高効率を確保する複数の波長の絶縁反射層技術の特許を侵害した。同技術は、室内照明、液晶ディスプレイ(LCD)バックライトなどに装着されている0.5ワット(W)級から2~3W級のミッドパワーLEDパッケージで、照明、スマートフォン、テレビのバックライト、自動車などあらゆる製品に使用されている。
エバーライトは28日、判決に遺憾の意を表明した上で、対象は「Mouser」と特定の「2835製品」1タイプに限られるため、同社の顧客と製品には影響がないと表明。また、上訴の手続きに入ったことを明らかにした。
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