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下半期はブルーレイディスクなど好調、拓ボク産研 


ニュース 電子 作成日:2008年7月2日_記事番号:T00008549

下半期はブルーレイディスクなど好調、拓ボク産研 


 拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり)は1日、今年下期のハイテク産業市況に関する記者会見を開き、ブルーレイディスク(BD)、真空めっき装置、ネットワーク通信機器の3領域で高い伸びが見込めるとの予測を明らかにした。また、DRAMは需給の改善が見込めるが、大型液晶パネルは景気低迷のあおりで販売は低調に推移するとの予測を示した。2日付工商時報が伝えた。

 拓ボク産研の陳清文所長は「ネガティブな出来事が相次いだ上半期の状況が、下半期には徐々に改善される。下期にはFantasy(精緻さ)、Fast(高速インターネット)、Fit(低価格)という『3F』が売れ筋のキーワードになる」と分析した。

 個別品目では、ブルーレイディスクのプレーヤー価格が下半期には5,000元台湾元(約1万7,400円)以下に値下がりし、DVDソフトの売り上げが伸びそうだ。真空めっき装置は携帯電話iPhoneの生産が起爆剤となる見通しだ。ネットワーク機器分野では無線LANの次世代規格「802.11n」の普及が追い風になるとみられる。