ニュース 電子 作成日:2019年8月30日_記事番号:T00085499
30日付経済日報によると、米中貿易戦争の継続を受け、ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピューター)がタイでオールインワン(モニター一体型、AIO)PCを生産するとの観測が出ている。米国が9月1日より一部の中国製輸入品に対し「第4弾」制裁関税15%を賦課するためで、まだタイに工場がないことから、当初は現地メーカーにAIO生産を委託するもようだ。
クアンタは29日、東南アジア工場は選択肢だが、詳細は未定とコメントした。同社は中国以外に、台湾、米国、ドイツに工場がある。林口工場(桃園市亀山区)にはサーバーなど高単価で少量生産の製品を移転しているが、ノートPCやAIOなど消費者向け電子製品は単価が低く、コストが高い台湾生産は不適といえる。
観測によると、グーグルはスマートスピーカーのタイ生産を検討しているようだ。同製品は主にクアンタと和碩聯合科技(ペガトロン)が受託生産している。
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