ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年8月30日_記事番号:T00085505
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は29日、9月の300系冷延、熱延製品価格を1トン当たり3,000台湾元(約1万200円)引き上げた。輸出価格は1トン当たり100~120米ドル(平均5%)引き上げた。同社の値上げは2カ月連続。30日付工商時報が報じた。
YUSCOは、ニッケルなどの原料価格の上昇を受け、300系冷延、熱延製品は1トン当たり5,000元引き上げたかったが、市況と顧客の競争力を考慮して3,000元の値上げにとどめたと説明した。なお、ニッケルを含まない400系製品、316系合金製品価格は据え置いた。
ニッケルの8月平均価格は1トン当たり1万5,500米ドルへと、7月平均の1万3,500米ドルから2,000米ドル上昇した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722