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エイサーの低価格ノート、1日から販売開始


ニュース 電子 作成日:2008年7月2日_記事番号:T00008551

エイサーの低価格ノート、1日から販売開始

 
 宏碁(エイサー)初の低価格ノート型パソコン(ノートPC)、「Aspire One」が1日発売となった。今年の出荷目標は500万~700万台で、王振堂同社董事長は「低価格ノート市場では後発組だが、トップに立てる自信がある」と抱負を語っている。2日付経済日報が報じた。

 「Aspire One」は、インテルのプロセッサー「Atom」を採用し、基本ソフト(OS)はリナックス、8GB(ギガバイト)のソリッドステートドライブ(SSD)とSDメモリカードスロットを搭載している。

 価格は最も安いタイプで1万3,900台湾元(約4万8,400円)と、華碩電脳(ASUS)の同じ8.9インチパネル採用の「Eee PC 901」(1万6,988元)より3,000元以上安い。

 林顕郎同社台湾区総経理によると、「Aspire One」のコンセプトは「2台目のPC」で、「インターネットとモバイル需要に対応するため、8.9インチのディスプレイを採用した」と説明した。

 エイサーは先日の業績説明会で、今年のノートPCの予想出荷台数を2,500万台としたが、この数字に低価格ノートは含まれていない。低価格ノートを統計に加えた場合、今年の上半期と下半期の出荷比率は、当初予想の「45%対55%」から「40%対60%」に変化するという。